キューバのハバナ市内で巡り合った車たちを紹介するよ。
まずは「FIAT (フィアット)126」!
イタリア車のFIAT。定番人気のFIAT500の弟分にあたるFIAT126を発見!!!
黄色と黄緑、どちらも可愛い。そしてめちゃくちゃ小さい!エンブレムのデザイン的に1970年台くらいのものだと思われます。
後ろから見ても小さくてカックンカックンしてて可愛らしい。日本ではほとんど目にすることがないのですが、ハバナでは至る所で見かけました。路地裏に普通に停めてあるのがまたいいですね。
次はシボレーのオープンカー
街中で良く見かけたのがシボレーのアメ車。オープンカータイプと屋根付きタイプがあって見てるだけでも楽しいです。アメ車でハバナ市内を案内してくれるサービスもあります。費用的には4〜5,000円くらい(1〜2時間)なのでご予算、お時間あれば是非体験してみてください。
こんな感じで、公園の横にズラッとアメ車が並んでいるんですが、これは観光客向けのアメ車で、好きな車を指定して乗ることができます。
これはハバナの市街地の真ん中あたりの広場です。馬車が待機している隣でシボレーのインパラ。インパラ2代目の1959〜60年代のようです。
Mercury Monterey convertible
ハバナの街をぐるっと一周してくれるというので、お兄さんに乗せてもらうことにしました。
今回乗らせてもらったのがMercuryのオープンカーMonterey convertible。明るいターコイズ色でとても可愛い。。2ドアで内装は白でシートふかふか。ステレオも絶好調です。
出発〜!!!街中を進んでいくと旧国会議事堂のキャピトリオがお目見えします。
オープンカーなのでハバナ市内を思いっきり見渡すことができます。ゴープロ撮影もしやすいです。
TAXIのステッカーがちらり。運転席のデザインも可愛い。(お兄さん、HONDAのキャップかぶってる!)
日差しと風は強めです。
色々巡って、革命広場へ到着しました。ずらっと並んだアメ車を運転手さんが布巾でピカピカに磨き上げてる光景を見て、車を大事にしているのが伝わってきました。
Volkswagen beetle
そしてフォルクスワーゲンのビートル!
これを見ると名探偵コナンのアガサ博士を思い出しますねぇ。ビートルは、メキシコでも割と見かけることが多かったです。
アメリカンスクールバス!だいぶ古め
街を歩いていて、偶然見かけたアメリカンスクールバス!めちゃめちゃ年季入ってますね。排気ガスは真っ黒です。
子供たちが乗り込んでる様子を見て、スクールバスも修理しながら大事に使っているんだなぁとしみじみ感じました。
馬車&ココタク
そのほか、Fordの旧車など、沢山のアメ車がハバナ市内で走っていました!アメ車だけでなく、チャリンコタクシーや、ココナッツタクシー、あと馬車も走っていて本当に面白い街でした。
広場で待機している馬車。
ココナッツタクシー。値段は交渉せよ!
ホテルから空港まではこの車で。
いよいよ帰国の時、ハバナ空港へ向かうために乗り込んだタクシーがこちら。
シボレーのアメ車だ。可愛い水色と白のバイカラー。最後の最後までアメ車に乗れて幸せでした。
さいごに
キューバは2011年まで新車の販売が禁止されていたこともあり、車を修理して乗り続けている方がとても多かったです。2019年時点でもたくさんの旧車が走っていたので、これから訪れる方もアメ車に乗ったり見たりできるとは思います。
ただ、今後、貿易の制限が緩くなると海外製品や車が流入してくるので、キューバの街中の様子が変わってくるだろうなぁと思っています。(ファストフードのチェーン店もいずれやってくるのかなぁ)
また、SDGsでガソリン車の制限が出始めているので、旧車はますます希少になってくると思われますので、キューバに行くならはやめがおすすめです。
追伸
ハバナ市内を走っている車は、古い車が多いので排気ガスとクラクション音が凄いです。あと砂ぼこりと海風も多めなので、髪がキシキシになります。