カンクンに来たなら、セノーテも遺跡もピンクレイクもみたい!ってことで1日のオプションツアーを申し込み参加してきました。事前に日本にいるときに予約しておりました。朝早くから20時くらいまでの1日充実コースに参加してきたのでご紹介します。
絶対、朝一がおすすめ「グラン・セノーテ」
セノーテに行く日、出発は朝5時。ダウンタウンのガソリンスタンドに集合してピックアップしてもらいました。
通常、カンクンのリゾートエリア(高級ホテルが立ち並んでいるエリア)でピックアップするらしいんですが、私ら女二人はダウンタウンのコンドミニアムに泊まってたので、ツアー会社の担当者へお願いして近くまで迎えにきてもらいました。
そのため、通常より集合時間が早かったのです。ちなみにダウンタウンは↓のような雰囲気のところで、壁面アートが立ち並んでいて高層ビルやホテルは少ないエリアになります。
大きめのハイエースみたいな車に乗って、ダウンタウンからリゾートエリアへ。
リゾートエリアの各ホテルに寄って、他のお客様をピクアップしていきます。ハネムーンで来ている方が8割。女二人で来てるのは私たちだけでした。
皆ピックアップして、いよいよセノーテ方面へ。車に揺られて2時間半くらいでグランセノーテに到着しました。現地に着くと半袖半ズボンのウェットスーツとライフジャケット、シュノーケルが渡されました。
ピャ〜っと着替えて、水シャワーをくぐり泉の方へ向かいます。この水のシャワーってセノーテの生態系を崩さないためにとっても大事なんだそうです。セノーテに入る時は日焼け止めもNGなのでお気をつけくださいね。
階段を降りて泉の入口へ向かいます。
シュノーケルをつけていざ水の中へ!!
朝早いのでひんやり冷たかったですが、だんだん慣れてきます。インストラクターさんの案内に従って洞窟の中に入っていくのですが、洞窟の中に入ってビックリ!天井にコウモリが結構いるではないですか!危害加えられないので良いですコウモリ苦手な方は注意してくださいね。
洞窟の中で水へ潜り、入口の光のさす方を見ると光のカーテンが現れます!!これがネットで見ていた景色か!!!と感動しました。
本当に好き通り過ぎて、遠くの方で泳いでいる人の足とかもはっきり見えます。魚などはあまりいませんが小さな亀が泳いでいました。洞窟側の水中は、奥の方が真っ暗でちょっと怖かったです。ライフジャケットなしで泳いでもいいと言われましたが、真水だしメキシコで何かあっても怖いのでライフジャケット着たまま楽しみました。
ちょうどゴープロを持って行っていたので水中撮影。
ゴープロが沈まないように浮具をつけて挑みました。こちらはゴープロで撮影した写真です。
水中だと揺れるし写ってるのかよく分からないから難しかった・・・けどまぁまぁ撮れてたからよし。
自然の神秘を感じる巨大セノーテ「セノーテ・イキル」
グラン・セノーテの後は、セノーテ・イキルへ。セノーテって1つしかないと思いきやあちこちにあるんです。
セノーテ・イキルは高さ・広さがあって規模が大きい泉です。深さがあるのでグランセノーテのように透けては見えません。イキルには飛び込み台があり、飛び込むことができます。私が訪れた時も、たくさんの人が次から次へと水面に向かってジャンプしておりました。さすがにここで飛び込む勇気はなかったので、飛び込んでる横まで行って記念撮影だけしました。
こちらの写真は階段の上から撮ったものになります。上から垂れている植物がなんとも幻想的です。
こちらが飛び込みエリアの真横から撮った写真です。足元が水で滑りやすくなっているので行かれた際は気をつけてください。
下から上を見上げると、セノーテ・イキルの規模感が分かると思います。本当に壮大で地形の面白さが感じられます。
ここは結構泳いでる人(飛び込んでいる人)がいました。ガイドさん曰く、飛び込みたい人はセノーテ・イキルに来るのだそうです。一番最初に紹介したグランセノーテは水の透明度がとっても高いので、水中の写真を撮りたいって方は、グランセノーテがいいんじゃないかなと思います。
ちなみにお昼はセノーテ・イキルの近くのメキシコ料理のビュッフェが楽しめるレストランでいただきました。タコスやサラダ、フルーツなどをいただきました。
メキシコのピラミッドがある「チチェン・イツァ遺跡」
続いては、マヤ文明の遺跡チチェン・イツァへ。こちらは先ほどのセノーテ・イキルの近くにあります。カンクンからは200kmの位置にあります。
チチェン・イツァの意味は、チ=口(くち)、チェン=泉、イツァ=水の魔術師を意味する部族の名前 とのことです。チチェン・イツァにはピラミッドを始め、天文台や球戯場、戦士の神殿、生贄の台座など多くのマヤ遺跡があります。敷地がかなり広くて日陰が少ないので、歩きやすい靴や帽子などがあるといいと思います。
こちらのピラミッドは「エル・カスティージョ」といいスペイン語で城を意味します。高さ24mの巨大遺跡です。マヤの人たちは天体観測に優れていたということで、建物にも色々な意味合いが込められております。例えば、この「エル・カスティージョ」の階段は4面あるんですが、各面に91段、4面で364段あります。頂上の神殿に上がる1段を足すと、365段となり太陽暦の1年を表しています。1段=1日ということですね。700〜800年代に既にこのような計算された建物が作られていることに驚きを隠せません。
こちらは、「エル・カスティージョ」の側面の写真です。階段の一番下の両脇に蛇が彫られています。
なぜ「ヘビ」なのかというと、マヤ人が当時信仰していたのが「羽の生えた巨大なヘビ」だったためです。このヘビには名前が付いていてククルカンと呼ばれています。年に2回、春分・秋分の日に「ククルカンの降臨」という現象が起きるのですが、その日は遺跡にククルカンの姿が現れるというのです。ちょうど階段の両脇のところに光が当たり、蛇の姿に見えるのでこの時期は世界中から観光客が多く訪れます。
チチェン・イツァの入口付近にはこのような感じでお土産さんがあったり、帽子を販売していたりして賑わっております。日差しが強いので帽子を買う人も多いんだろうなぁと思います。
これが噂の「ピンクレイク」
チチェン・イツァの後は、ピンクレイクです。チチェン・イツァから車で約3時間かかります。
実はピンクレイクは人工的に作られた塩田なのです。もともとはブルーだったようですが、塩の中に発生するバクテリアの影響でだんだ
ピンクになるそうです。ピンクレイクの反対側の湖も塩田なのですが、こちらはまだピンクになってなかったです。
ピンクレイクはかなり規制が厳しくて、カメラ・三脚は持ち込み禁止なのでご注意ください。ただ、なぜかスマホだけはOKとのことなので持っていけます。
↑こちらピンクレイクの塩です。ツアーガイドさんがツアーメンバーに配ってくれました。なかなかピンクレイクの塩を食べられることはないのでツアーに入っててよかったなと思いました。
ピンクレイクには看板が建てられていて湖には立ち入り禁止と書かれています。以前観光客が水のほうに入ろうとして、50万くらい罰金を取られたそうです。皆さんも気をつけてくださいね。
ツアーメンバーで最後に記念撮影!何だか青春やん〜。(ほぼ新婚ホヤホヤカップルやけど)コロナ前だから手を繋いでこんな感じで写真撮れたけど今はちょっと躊躇しますね。でもいい思い出になってよかったです。ツアーガイドさんありがとう!
ピンクレイクに行った時間は夕方16時くらいだったのですが、めっちゃ日差しが強くて写真撮ったらなんか↑みたいにポスターみたいになりました。笑
ツアーも大詰め。カンクンへ戻る。
ピンクレイクを30分くらい見学し、カンクンへ戻ります。カンクンのホテルゾーンには20時半くらいに到着しました。朝5時半から夜20時まで、とても長い1日でしたが見どころを全て押さえて、回ってくれたので大満足です。道中、ガイドさんがマヤ文明について話してくれたり、休憩をかねておやつとドリンクを配ってくれたりと、大変親切にしていただきました。ガイドさんはメキシコ在住の日本人の方なので色々と安心感がありました。たまに移動中寝たいのに、めっちゃマシンガントークだったりしたので少し大変でしたがそれもいい思い出です。
メキシコの道は、所々に盛り上がっている部分があるのでかなりかなり車が揺れます。なので車酔いする方は酔い止めを持って行ったほうがいいかもしれません。
今回利用したツアーはこちら「ルートツアーズ」さん
メキシコで現地ガイドさんに頼むもありなんだけど、できれば日本人ガイドさんがいいなということで今回「ルートツアーズ」さんのツアーに参加させていただきました。とても親切でサービス精神旺盛のガイドの小林さんが印象に残っています!☺️
ルートツアーズさんについて⬇️
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